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勤労者通信大学・学習の内容

テキストの内容

第1部 ものの見方、考え方
第1章 ものの見方・考え方の基本
  第1節 唯物論を学ぶ
  第2節 弁証法を学ぶ
  第3節 理論と実践
  補論 宗教とは何か
第2章 社会のしくみとその歴史
  第1節 社会と社会の形成
  第2節 社会の土台にある物質的生産
  第3節 階級闘争と階級社会のあゆみ
  補論 環境問題を考える

第2部 資本主義経済と暮らし
第3章 資本主義経済のしくみ
  第1節 商品と貨幣
  第2節 資本主義社会と労働者・賃金
  第3節 利潤の源泉──剰余価値の搾取
  補論 非生産労働者も搾取されている
第4章 資本主義の発展と現代
  第1節 資本蓄積と貧困化、不況・恐慌
  第2節 独占資本主義および国家独占資本主義
  第3節 経済のグローバル化と日本経済

第3部 たたかいと社会進歩
第5章 現代社会と社会変革
  第1節 現代とはどういう時代か
  第2節 現代国家の特徴と現代の民主主義
  第3節 現代の社会変革と労働者・国民のたたかい
第6章 日本社会の変革をめざして
  第1節 日本国憲法とは何か
  第2節 戦後日本社会の支配のしくみ
  第3節 日本社会の民主的変革


 

基礎理論コース

科学的社会主義の基礎理論を学び
社会を見抜く「科学の目」を身につけよう!

生きづらさのおおもとに何があるのか?
そこから抜けだすにはどうしたらよいのか?
そんな悩みをズバリ解決!
それが基礎コースの魅力です。


基礎コースは
1、自然や社会についての科学的な見かた(哲学)
2、資本主義経済のしくみ(経済学)
3、社会変革の道すじ(階級闘争論)
の3つの内容で構成されています。
人類が生みだした、価値あるすべての文化遺産を継承した、社会についての科学=科学的社会主義の基礎理論を体系的に学ぶコースです。

外見にまどわされないために…
 地球が自転しているという事実も、私たちの目には太陽が地球の周りを回っているように映ります。「労働者は会社に食わせてもらっている」ように見えても、それが事実といえるでしょうか? 社会を見据えるための「科学の目」――これが基礎コースの学習です。

<学習の内容――基礎理論ははじめての人にも学びやすいものになりました。>
 ①現状と未来への展望を科学的にとらえる最新の体系的基礎理論を学ぶことができます。
 ②学習内容をしぼりこみつつ、具体例も豊富に織り込み、「体系的な基礎理論ははじめて」という人にも学習しやすい、コンパクトでわかりやすいテキストです。

第1部  ものの見方、考え方って?
 社会と人生の荒波をのりきる羅針盤ともいうべき科学的なものの見方、考え方を第1部では学びます。このことは、第2部・第3部の学習とともに、勇気・元気をとりもどす道でもあります。そして、基礎理論学習は自分のためだけのものではありません。仲間との友情、連帯、共同をつよめるためのものでもあります。

第2部  資本主義経済と暮らしって?
 私たちが生活している社会は、資本主義社会です。資本主義社会とは、資本家が工場、機械など主要な生産手段を私有し、生産手段を持たない労働者は、資本家に雇われ賃金を受け取って生活している社会です。商品生産が全面的に行なわれており、労働力も商品として売買されています。そこで、商品とは何か、賃金とは何かを学び、資本主義経済の秘密を明らかにした上で、現代の資本主義について学びます。

第3部  たたかいと社会進歩って?
 第3部では、もっと幸せで、豊かな社会をつくるためには何をしなければならないのかを学びます。そのさい、私たちは、先輩たちがたたかいとってきた到達点をふまえることが、確信を持って運動を進めるために大切です。

労働組合コース

未来につなぐ労働組合運動を!


格差と貧困、安保法制=戦争法、原発再稼働

国民の願いに反する政治とたたかう運動―いまあらためて労働組合が注目されています。
そんな時代に展望をもって労働組合運動をすすめたい。

労働組合とは何でしょうか。
 労働組合発祥の地はイギリスで、労働組合は英語でユニオン(Union)といいます。 ユニオンは団結という意味を持っていて、英語では団結と労働組合は同じことば。
 団結なんて今さら流行らない?本当にそうでしょうか。団結とは力を合わせること。共通の目的に向かって多種多様な人びとがそれぞれの個性を持ち寄って力をあわせることは、とても素敵なことです。
 では労働組合はなんのために団結し、精一杯がんばるのでしょうか?それは人間らしく生き、働くためです。私たちのまわりにはなんと非人間的な状況がごろごろしていることか。毎日のように子どもたちがいじめを苦にして自殺している。子どもたちだけじゃない。大人もたくさん自殺している。10年以上つづけて、毎年3万人。
 ワーキング・プアといって非正規で働く人も急増。毎日残業でからだや心を病む人も増えています。こういう状況を変えるために、私たちは力を合わせるんですね。

じっくり学ぼう
  いま、労働組合運動を強く大きくするとき。そのために労働組合のもつ力と魅力を学ぶことが求められています。
私たちは困難に直面すると、せまい自分のまわりのこと、目先のことに目を奪われ、特効薬を求めがちです。しかし、困難だからこそ、じっくり腰を据えて、労働組合のもつ本来の力を知り、それを発揮させる運動を自分たちの頭で考え出していかねばならないのです。
 労働組合コースは、労働組合運動の魅力とは何か、労働組合の力をどうやったら高めることができるかを、ともに考えていくコースです。無数の敗北と勝利の経験を社会科学の力で分析した、労働組合運動の理論を学びます。


 

◎受講申込・資料請求はkin@gakusyu.gr.jpまでお願いします。

 

テキストの内容
 

《第1部 労働組合の基礎》

第1章  労働組合とは      

労働組合はなぜ必要か、どういう組織か

第2章 人間らしく生き、働く権利     

日本国憲法、ILO条約から考える

《第2部 要求をかちとるために》

第3章 労働者・労働組合の要求とは     賃金・労働時間と労働密度・解雇規制・労働安全衛生・均等待遇

第4章 労働者・国民の暮らしをよりよく  

社会保障、税金のとり方・使い方、

共同のとりくみ

 

《第3部 たたかいの基本方向》

第5章 労働組合を強く大きく      

労働組合の組織とたたかい方

第6章 よりよい社会をつくるために     平和で自由で豊かな社会を─労働組合運動の果たす大きな役割

テキストの内容

 第1章 日本国憲法には人類の宝がいっぱい
  日本国憲法がつくられるまでの過程とともに、日本国憲法の基本的な内容について、明治憲法からどのように変わったかを軸に学びます。

 第2章 日本国憲法と日米安保体制のせめぎ合い
  第9条を中心とする徹底した平和主義と平和的生存権、それに真っ向から矛盾している日米安保体制、日本とアジアの平和にとって日本国憲法がもつ意味について学びます。

 第3章 働くルール・社会保障と日本国憲法
  日本国憲法が保障する基本的人権のうち、主に社会権について学び、とくに働くルール、生存権と社会保障をとりあげます。

 第4章 国民主権─議会制民主主義、参政権、司法、地方自治
  国民主権を保障する統治機構のしくみや権力分立のあり方と現状、参政権と選挙の意味について学びます。

 第5章 教育と日本国憲法
  日本国憲法における教育の意味について、とくに、教育が憲法の理想を実現するためにいかに重視されたかについて学びます。

 第6章 両性の平等と日本国憲法
  日本国憲法が戦前の女性の差別的な地位への反省から生まれた「女性の権利宣言」であること、両性平等、女性の権利をめぐる国内外でのとりくみ、日本における現状と課題について学びます。

 

憲法コース​

情勢の激変に対応して 2013年に全面改訂!
憲法を活かした日本を展望し、日米安保をなくすために
“憲法と安保に強い活動家”になろう!

 

 日本を「海外で戦争する国」にしないために、安心して暮らせる社会と、そのための政治を実現するために、憲法は欠かせないものです。

 憲法について「そもそも」から学び、憲法を活かす力を身につけます。

    「憲法コースの意義と魅力」については、以下を参照。

 https://blogs.yahoo.co.jp/gakusyu_1/18949027.html

​ 2017年度も、安保法制(戦争法)施行など、新たな情勢に見合うように補強してあります。

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